お久しぶりです、カイトです。
今回はこの前、U-NEXTで視聴した『ロスト・イン・トランスレーション』がすごくよかったのでその魅力をたっぷり述べたいと思います。
たっぷりすぎる魅力。
ウィスキーのコマーシャル撮影のために来日したハリウッドスターのボブと、フォトグラファーの夫の仕事に伴って来日した若妻のシャーロット。同じホテルで偶然出会い打ち解けたふたりは、見知らぬ土地で時間を共有するうちに、いつしか惹かれ合っていく。
U-NEXTのストーリーから引用
ここからは魅力をポイントごとに紹介していくので、ネタバレ注意です。
豪華な俳優陣。
豪華とは書きましたが、ここで紹介したいのは2人。
まずはボブ役のビル・マーレイ。よく見る顔ですが、ビル・マーレイと言えばゴーストバスターでのピーター・ヴェンクマン役。
本作品では初代ゴーストバスターが公開されてから20年近く立ちますが、当時の面影も残っていてとてもいい雰囲気を漂わせていました。
完全に余談ですが、僕はこの作品を観たときボブはずっとトム・ハンクスかな(?)って思ってました。
観終わって調べたら、ゴーストバスターに出ていたビル・マーレイとわかり納得しましたが、ネットで調べていくうちに、トム・ハンクスとビル・マーレイが激似だという記事を多数見かけました……!
みな思うことは同じなようです笑
そしてもう一人はスカーレット・ヨハンソン。
スカーレット・ヨハンソンと言えば、マーベルシリーズでブラックウィドウとして女スパイ役を演じた超スーパースター。
マーベルシリーズを観ていない人でも一度は名前や顔を観たことはあるのではないでしょうか。
そんなヨハンソンですがアベンジャーズシリーズでの登場は2010年、ロスト・イン・トランスレーションでは2003年でとにかく若いです。
そして印象も全然違います。
もちろんマーベルシリーズでのかっこよくてクールなヨハンソンも大好きですが、ロスト・イン・トランスレーションでは違った一面が見えてきます。
少しハスキーな笑い声、口角をあげてにっこり笑う姿。
マーベル好きの人にこそ、この作品でのヨハンソンを観て欲しいです。
美しい描写。
ここは個人的な主観が入ってしまいますが、海外の作品が描く日本(東京)にはチープで古臭いイメージを抱くことが多いです。
『F&F X3 TOKYO DRIFT』(2006年)は好きな作品ですが描かれる東京があまりに古臭いし、なんか中国と勘違いしていないか?と思わせる部分も多かったイメージです。
YOUTUBEにあがっている海外で制作された東日本大震災直後の日本を映したドキュメンタリーなんかも映像がどうしても僕の思い描く日本とは違うように映ります。
その点この映画ではTOKYO DRIFTよりも3年前の映画なのに、そういった厭らしさが全然感じられず、素直にきれいな描写として頭に残りました。
もちろん、役者たちの雰囲気とマッチしたというのもあるとは思いますが、ここまで東京を美しく描いた海外映画は珍しいと思います。
内容以上にこういった美しさに注目して観るのも良いのではないでしょうか。
美しいストーリー。
ド派手なアクションも好きですが、個人的にはこういう心にグッとくる作品が大好きです。
本作品は大きなストーリー転換とかは特になく二人の出会いから別れまで粛々と描かれていきます。
もちろんそこには些細な出来事があるわけですが、その小さなことの積み上げで近づいていく二人、その過程がいいんです。
同じホテルのバーでのシーン、友人たちとカラオケで楽しむシーン、シャーロットがボブの部屋の前で女性の声を聞いてしまったときのあの気まずいシーン…
そのすべてが繋がってこの物語は完成されています。
だからこそ最後の別れのシーンは見ているこちらも悲しくなりました。
まとめ
ということでたっぷり魅力を語っていきました。
この作品はU-NEXTで無料で観れるので登録している方は是非観てみてください!!
2022/4/13