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【衝撃のサイコスリラー映画】『SAW』の感想

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こんにちは、カイトです。

今回は奇才、ジェームズ・ワン監督の手掛けた大人気のサイコスリラー映画『SAW』についてその魅力を語っていこうと思います。

薄汚れた広い浴室で目覚め、戸惑う若者・アダムと医師のゴードン。やがて『時間内に相手を殺して逃げろ』というメッセージを受け取り、離れた場所に鎖でつながれて身動きできない2人は、知恵を絞りながらも、エゴまみれの醜いサバイバルゲームを開始する。

U-NEXTのストーリーから引用
『SAW』の予告動画

この映画『SAW』ですが、なんと2022年の時点でなんと9作品も続編が出ているとのこと。

  • SAW (2004)
  • SAW2 (2005)
  • SAW3 (2006)
  • SAW4 (2007)
  • SAW5 (2008)
  • SAW6 (2009)
  • SAW THE FINAL (2010)
  • JIGSAW   (2017)
  • Spiral   (2021)

ファイナルに至るまでは毎年のように映画が出されていますね。僕も時間を見つけて続編を観ていきたいと思います。

そんなSAWですが、今回はシリーズ1作品に絞って感想を述べていきます。以下ネタバレも含むのでまだ見ていないよという方は、U-NEXTから観れるので是非チェックしてみて下さい!

『SAW』の魅力。【ネタバレ注意

どこまでも残酷な設定の異常さ

物語を振り返ってまず感じたのは、設定の異常さじゃないでしょうか。

物語の冒頭、真っ暗闇の中、足を鎖でつながれている医師のゴードンが明かりをつけるシーンがあります。

明かりをつけるとそこは浴室のような場所で、向かい側の壁に自分と同じく足を鎖でつながれた若者、そして部屋の真ん中には血まみれの男が倒れています。

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まずこの設定、状況を作り出してしまう監督の世界観が素晴らしい、いや狂気染みています。(誉め言葉)

そして物語が進んでいくにつれ、ゴードン、アダム共にお互いのことがわかってきます。

そしてお互いのことを知っていく過程において、ゴードンとアダムはお互いに3回隠しごと(ウソ)をついています。

①僕たち視聴者にもリアルタイムに気づくウソ

  • ゴードンが得たタバコに血を浸み込ませてアダムに吸わせれば殺すことができるというメッセージ
  • アダムが気付いた電気を消せというメッセージ

②僕たち視聴者が後になってタネあかしをされるウソ

  • アダムが持っていたゴードンのスキャンダル写真(と、いうよりそもそも自分がもともとゴードンのことを知っていたこと)

お互いが時には相手のことを思い、時には自分の家族の命を救うためであったりと隠しごとをするわけですが、これが絶妙にお互いの信頼関係を気付いていく上での障壁になるわけですよね。

アダムが毒入りのタバコを吸ったふりの演技をする際に、本当に死んだかを確認するために電流を流されるシーンで、ゴードンが本当に電流を流されたと信じれなかった部分はまだ信頼関係が気付ききれていなかったんだなと感じました。

ゴードンの方が、積極的に“お互い協力するべきだ、信頼すべきだ”的なスタンスでいたのでこのシーンは少しショックでしたね。

もちろん、ゴードンは自分の娘と妻を人質に取られているわけで焦っているので仕方ないとは言えますが。

ただ、ゴードンの素性は物語の序盤で明らかにされています(家族のこと、職場のこと、最近起きた不可解な事件で疑われていること等)。

と、いうよりも物語の前半はゴードンの回想シーンやそこに出てきた事件、そして家族のシーンが中心に物語が進んでいって、アダムは浴室のシーンでいるだけで、名前以外の細かい素顔等が全然明かされていませんでしたね。

映画を見ているときは全く気になりませんでしたが、今思い返せば、ふたりとも同じ状況にいるのに片方にだけピックアップされて物語が進むのってあまりに非対称すぎますよね。

実際物語を見ているときは物語に引き込まれすぎて、“アダムって何者なんだ!!”という方まで考えが回りませんでしたが、、

だからこそ物語の終盤、ゴードンの奥さんが「アダムはあなたのことを全て知ってるわよ」といったシーンで“ん、よく考えたらアダムって何者なんだ”って思うようになりました。

このシーンで僕は

  • 犯人が奥さんにこの虚偽のセリフを言わせることで二人の信頼関係を破綻させ、ゴードンがアダムを手にかけようとした。
  • そもそもアダムが黒幕なのだろうか。

という二つの思いが頭によぎりました。

ここでアダムが自分のことを語り始めます。

なぜここまで隠していたのかは謎ですが、まあおそらく妻と娘が誘拐されたゴードンに申し訳なくて言えないのと、逆恨みされるのを怖れて知らないふりをしていたっていうところでしょうか。

そしてもう一つの考察。

これは物語の終盤でしたが、ここで僕が“まさかアダムが黒幕なのか”と思ってしまうくらい、この物語は先が読めないものでした。ここについては次章で語ります。

全く先の読めない展開。

これもこの映画を語るうえでもう一つ欠かせないのは先の読めない展開ではないでしょうか。

サスペンス映画にしろ推理小説にしろ、やはり醍醐味はいかに犯人をにおわせないか、読者に感付かせないかだと思います。

その点でこの映画は非常に優れていると思います。

僕はこの映画で少なくとも

  • タップ刑事
  • ゼップ(病院の雑務係)
  • アダム
  • ジグソー

と4人もの間で誰が犯人なんだと頭を悩ませながら見ていました。

設定も複雑なでありながらも全く理解できないわけではなく、ちょうど考えたくなるようなヒントなんかがちりばめられていたのも良かったと感じました。

そして何よりエンディングのシーン。

おそらく誰もが、ゼップが悪者で諸悪の根源であるジグソー本人であろうと思ったはずです。

しかし彼のポケットにはカセットテープが。

もうここで僕は震えが止まりませんでしたね。多分みなさんも「え、まさか、、、」と思ったはずです。

そして流されるカセットテープの音声を聞きながら僕の中には絶望と驚き、“この映画、すごすぎる”と思わずため息が出ました。

しかし、驚きはこれでは終わりませんでした。

伏線は始めから張られていた!?

映画を見たみなさんならもうお分かりですよね、なんとジクソー本人があの浴室にいたんですよね、部屋の中央にいたあの血まみれの死体です。

彼がむくっと起き上がり、仮面を破り捨てて部屋から出ていき、ゲームオーバーと言って扉を閉めるシーン。あれはもう“ああ、やられた”としか思うことはできませんでしたね。

果たして、前情報なしで始めから浴室に横たわる死体が犯人だったと気づける人はいるのでしょうか、、、

改めて映画を振り返ってみると、僕たちがどれだけ先入観にとらわれているのかよくわかる映画でしたね。

そもそもあの浴室には3人いたわけです。

この章の最初にも書きましたが、この3人のうち、明かされるのはゴードンのことばかりです。

アダムのことは終盤になって明らかになりますが、死体に関しての情報は

“彼は毒にうなされて気が狂って拳銃自殺したものだ”

とそれだけ。

冷静に考えで、

  • え、誰?
  • 何でここで死んでるの?
  • なんで毒にうなされていたの?

とか何かしら疑問に思ってもいいはず。

でも映画を見ているときは“へ―そうなんだ。それよりこの後2人はどうなるんだ?”と2人のことばかりに気がいってました。

そしてこれはおそらく観ていた方もみんな感じていたと思います。

ほとんどの方はこの死体に気をかけていなかったと思います。

これがまたこの映画のすごいところですよね。

まさか彼がこの映画のキーパーソンだとも思いもしませんでした。

まとめ

どうでしたか?

この映画を見て感じたことを手短にですがまとめてみました。

とにかく最後の最後に騙された!という感じでしたね。

そんなSAWですが、シリーズ9作品ともU-NEXTで配信中だったたので気になる方は是非観てみてください!僕も見ていきたいと思います。

そしてこの作品を手掛けたジェームズ・ワン監督にも注目していきたいです。

彼の例歴を調べれば、ここ最近のホラー映画の多くに携わっています。

死霊館シリーズや新感覚ホラーと話題のマリグナントなんかも手掛けているみたいです。

マリグナントは非常に気になっている作品なので是非見てみたいですね。

そして、ワイルドスピードスカイミッションも手掛けているみたいですね。

これは少し意外でしたが、この作品も素晴らしい作品だったので納得の人選です。

みなさんも是非、ジェームズ・ワン監督にも注目してくださいね。

2022/8/30

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