こんにちは、カイトです。
気づけば12月、あっという間に年末です。今年は大学院1年生として総合的に見れば人生で一番忙しい一年だったように感じます。
この記事では大忙しの一年を例年のように振り返ってみます。
忙しいながらも要所要所で頑張れた一年でした。
今年は大学院1年生になった4月からは、とにかく忙しい毎日でした。授業・研究・就活の3つの軸を中心に休む間もなく常に何かしらに取り組んでいたように思います。
青字を主にネガティブな内容、赤字をポジティブな内容で書きましたが、8月までは本当に多くいいことが少なく、辛いことだらけの日々でした。
10月にヴルカヌスの一次選考に通ったあたりから良いことが増え、この一年の頑張りが報われるような結果もついてきました。
ここからは細かくそれぞれの振り返りをしていきます。
ヴルカヌス・イン・ヨーロッパに合格したこと。
これは僕の中で、やはり一番大きな出来事でした。ヴルカヌスは大学3年生くらいから意識しており、M1とM2の間のタイミングで参加できたらいいなと考えていました。
参加したいという強い思いを抱えつつも、自分なんか行けるわけないよなあ…と思いながら過ごしていました。
ブルカヌスに対するネガティブな思いは過去のブログ記事からも散見されています。
ただ、合格に向けてやれることは着々とすすめていました。英語力向上には常に務め、今年の2月にはIELTSを受けました。
目標のoverall7.0には遠く及びませんでしたが、結果としてoverall6.0でCEFRレベルでB2を取得することが出来ました。
今年の3月に急に研究室の異動が決まった際には、新しい研究室先の教官にヴルカヌスに参加したい旨を速やかに伝えました。
先生も非常に協力的で、ヴルカヌスの応募書類の提出前にある学会を調べてくれて、最終的には参加させてくれました。(実際に学会への参加は、自分の研究成果をアピールするうえで非常に役に立ったと思います)
志望動機を書くにあたっても、とにかく過去の参加者が書いたであろうブログ記事を漁りまくり、どのような感じで書けばいいのかを徹底的に調べ、9月丸々を使って志望動機を書き切りました。
二次選考の面接では、とにかくヴルカヌスへの熱い思いを伝えました。
面接は得意な方ではないですが、この時ばかりは自分の思いはすらすら言えたように思います。
配属先の会社も決まり、今は嬉しい気持ちと不安が入り混じったような心待ちで少しずつ準備を進めています。
大学のこと。
研究室異動のこと。研究のこと。
今年は非常に濃い一年で、もう遠い昔のように思えますが、実は今年の4月から研究室が変わりました。
正直、前の研究テーマが恋しくなることは多々ありますが、何だかんだ今の研究室でも上手くやれています。
研究室のメンバーや先生には感謝です!
ただ、研究テーマに関しては変えたいなあ…と思っているのが本音です。
我々の研究室では、今年の2月からペロブスカイト太陽電池のテーマもスタートし、私は今その研究に携わっています。
このテーマは10年近く前から行われている内容で、我々の研究室は完全に後発組です。だからこそ、良い結果を出さなければ、学会や論文には行けないのですが、とにかくデータが出ません。
様々条件を変えながら、一回のサンプル作製に7時間以上を要しながら成果は出ず…。ということもザラにあります。正直、こんなのばっかりでは気持ちが持ちません。
結局、企業との合同研究も成果が出ずに一年で打ち切りとなり、ヴルカヌスで一年休学することもあり、私の研究テーマを変えるという話も出ています。
まあとにかくやるしかないので、やれることはやっていきます。頑張ります。
授業のこと。
授業は大学の前半(1Q、2Q)にたくさん取りました。正直、5-7月くらいはやることがたくさんですごく忙しかったです。
現在(4Q)では、授業は2つしか取っておらず、だいぶ余裕のある生活が出来ています。
そのうちの一つが、昨年までお世話になった先生の授業で、受講者は昨年まで一緒に研究をしていた同期の3人のみです。
この授業では、昨年まで行っていた無線電力伝送に向けた半導体デバイスに関して、半導体の物性的な部分から、電気回路、電力伝送に至るまで、ほぼマンツーマンで指導していただき、非常にためになっています。
来年からは、電子デバイス系の会社でインターンシップをする予定なので、これを機に勉強をし直そうと息巻いています。
就活のこと。
就活も、今年の序盤はかなり苦戦しました。メーカーやインフラ、コンサルなど様々な業種の合計10社近くESを出して、通ったのは一社のみでした…。さすがにこの時は焦りました。
夏休み以降は、自分が何をしたいのか、どういった業界で働きたいのかを明確にし、業種を絞っていきました。シンクタンク系コンサルタントとプラントエンジニアリング業界に絞って、秋以降は説明会やインターンシップ等のイベントに参加しました。
大手のシンクタンク系コンサルタントはインターンシップ選考で落ち、色々調べていくうちに今の自分では確実に太刀打ちできないなと痛感し、志望をプラントエンジニアリング業界に絞りました。
プラントエンジニアリング業界はどこも相性が良く、インターンも4社ほど参加(2社は1月に参加)しましたし、早期選考の案内をもらったり、内定を頂いたりもしました。
結果的にヴルカヌスの派遣が決まった影響で就職は一年遅れるため、頂いた内定や早期選考に関しては辞退させていただきますが、自分の今後や、電気エンジニアリングとして働く未来のようなものは見えました。
年内には、より解像度を上げて、自分の将来のキャリアパスを図式化したいと思っています。
フランス語学習について。
年初の記事にも書いたように、2024年はフランス語学習に力を入れていました。
大学や就活等が忙しすぎて、充分に時間を割くことが出来ず、前半は全く勉強ができませんでした。
6月に受けたフランス語検定4級も、勉強不足で不合格でした。
9月以降は、履修する授業が減ったことやバイトも扶養の関係であまり入れなかったので、時間を割いて勉強することが出来るようになりました。
結果的に170時間近く勉強をして、11月に受験したフランス語検定の3級&4級にはダブル合格しました。
合格したときは嬉しかったです!
と言っても、やっとスタート地点に立っただけなので、これからも少しずつ精進していきたいです。
その他の振り返り。
英語学習のこと。
もうすでに述べた通り、2月にIELTSを受けてoverall6.0を取得しました。ただそれ以降は特に勉強が出来ていないのが現状です。
正直自分の中でも、英語力に関してもっと伸ばしたいのに、一皮むけずに頭打ちになっていることは痛感しています。
自分の中で、何となく言っていることがわかって、何となく言いたいことは言えるんですが、ネイティブのようにつらつらと聞いたり話したりするにはまだまだ道のりが長いといった感じでしょうか。
これがCEFRのB2からC1への壁でしょうか…。
それこそ、バイト先で外国人と英語で話す機会はたくさんありますが、少し込み入ったトピックスになると、途端に理解できなくなります。ここは今後に向けた課題ですし、来年度オーストリアで研修する際に乗り超えたい壁だと認識しています。
ブログのこと。
12/18現在で、記事数は28本と忙しいなりにブログは更新できました。
年初の目標では24本(2本×12か月)としていたので、かなりいい方だとは思います。
アルバイトのこと。
3月までは予備校チューターとスポーツバーの掛け持ちを、3月以降はスポーツバーのみで働いていました。扶養ギリギリまでしっかり稼ぎました。
映画・読書のこと。
映画鑑賞と読書はあまりできていません。読んだ本は10冊、観た映画作品は42作品でした。
以下良かった映画のタイトルを挙げます。
- ターミネーター2
- 天使にラブソングを2
- スピード
- アルマゲドン
- RUDY
- Summer of 85
感想はFilmarksにて書いているので、是非こちらも覗いてみてください!
旅行のこと。
3月に家族で台湾に行きました。
あとは就活関連で、東京や大阪には何度か行きました。あとは学会で広島にも行きました。
来年はヨーロッパをたくさん巡りたいです。
まとめ。
途中から結構雑になってきましたが、簡単に2024年度を振り返りました。
今年は忙しく満足いかないこともたくさんありましたが、要所要所で目標達成もでき、俯瞰して見れば悪くない一年だったかもなと思っています。
何より、来年度のヴルカヌスへのチケットを勝ち取れたのは自分の中で非常に大きな成果です。
さて、来年は6月から待ちに待ったヨーロッパでの生活が始まります。
今はそこに向けた準備を色々行っています。後悔の無い一年にするためにも、しっかり目標を立てて準備をしてから研修に挑みます。
一年間お疲れ様でした。来年も頑張りましょう!