こんにちは、カイトです。
今回は五木寛之さんの生きるヒント1を読んで思ったことについて書いていきたいと思います。
五木さんは著書で、
歓ぶ、惑う、悲む、買う、喋る、飾る、知る、占う、働く、歌う、笑う、想う
の12項目について、それぞれ章立てをして話を進めています。
この中で僕が一番印象深かったのはのは想うという章の中で書かれていた希望についての話です。
そこで五木さんは
- 人間は生まれてくる条件を何一つ選択できない。
- 人は生まれてから死という行き先が決まっており、その目標に向かって毎日一歩ずつ向かっていく存在である。
- 人間は不死ではなく寿命が決まっている。
こう考えると、人間というのは無意識の暗い思いに駆られるでしょう
だからこそ
「人生には希望はないと思います。」
そう言っていました。
そしてこのことにできるだけ早く気付くべきだと。
悩んでいるときにいつも将来に希望を見出そうとする僕からすると衝撃的な発言でした。
もちろん五木さんの考えは理屈が通っていてすごく理解ができるけど、僕はまだ若いからか、どうしても自分の人生に希望を見出したいと思ってしまいます。
明るい人生を想像し、それを実現しようとする思いから、また明日から頑張ろうという気持ちが湧いている気がします。
実際頑張れるかどうかは別ですが…笑
以上、僕の感想でした。
みなさんもぜひ一度手に取ってみてはどうでしょうか?
2020/5/31