雑記

読書

月並みだが僕は読書をする。

本を読んでいると、新しい発見をたくさんできる。

そもそも本を読むということは、自分以外の人の頭の中をのぞくという行為だと思う。

そうやって得られた自分以外のものの見方や著者の世界の切り取り方というのはいつも新鮮で何か新しい発見がある。

我々には寿命があり、その一生のうちに自分自身が直接経験できることには限りがある。

けれども本を読むことで、自分が直接体験しなくても、間接的にさまざまなことを擬似体験することはできる。

そうすることで限りある人生において、あらゆる考え方や膨大な知識に触れることが出来るようになる。

例えばみなさんは死についてどれくらい真剣に考えたことがあるだろうか。

僕たち素人が数時間真面目に考えたところで答えはたかが知れている。

けれどもこの議論は有史以来、様々な人たちが議論していて様々な意見がある。

そういった意見を本を通じて読むことで知ることができる。

本とはそういうものなのだと思う。

また、別に一冊の本を読んでその内容を100%吸収しようと思わなくてもいい。

少しでも共感すること、面白いと思ったことがあればその本は読んだ価値があると言えるだろう。

あなたはあなたであり、著者とは違う人間なのだから著者と100%同じ価値観を持つなんて不可能だ。

むしろそうやって一人の著者を崇拝することは危ないことだと思う。

さまざまな人の意見に触れて組み合わせ、あれこれと考えながら自分だけの価値観を磨きたい。

2020/7/19

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