こんにちは、カイトです。
今回は今更ですが、2018年8月に販売されて以降、爆発的なヒットを生み続けている、アウトプット大全について徹底解説していきたいと思います!
マジでこの本は読む価値ありますよ!みなさん‼ 手元に一冊置いておきたくなるレベルです!
この記事では
- 忙しくて全部読むのは無理~
- 1回読んだけど内容を忘れちゃったから軽く復習したい
- 興味があるからどんな内容か軽く知りたい
そういう人たちに向けて書きました!
ぜひ最後まで読んでください‼
『アウトプット大全』って何? アウトプット大全を読むにあたって
この本は
- メルマガ毎日発行 13年
- Facebook毎日更新 8年
- YouTube毎日更新 5年
- 毎日3時間以上の執筆 11年
- 年2~3冊の出版 10年連続
- 新作セミナー 毎月2回以上 9年連続
という、我々一般人とはけた違いの量をアウトプットしている
樺沢紫苑さんが書いた、いわばアウトプットの指南書です。
さらに樺沢さんはただアウトプットをしているだけじゃないんです。
- 基本、18時以後は働かない
- 月10本以上の映画鑑賞
- 月20冊以上の読書
- 週4~5回のジム通い
- 月10回以上の飲み会
- 年30日以上の海外旅行
という条件の中であれだけのアウトプットをこなしているといいます。
みなさんこの走り文句を見て、正直どう思いましたか?
僕は正直に言うと
「胡散臭いな、本当にこんなことできるのかよ」
と思っていました…😅
まあわれわれ常人からしたら当然の反応ですよね…笑
正直実際はどうなのか、僕にはわかりません。
しかし、この本はめちゃくちゃ売れてるし、樺沢さんのYouTubeの登録者も20.8万人(6/3現在)います。
つまりこれだけの人に樺沢メソットは支持されているってことになります。
それくらい樺沢さんの情報が有意義だということです。
実際に僕も「アウトプット大全」読んでいて
ハッと気づかされたり、これは使えるなって情報がたくさんありました。
正直、この本を通じてみなさんが樺沢さんレベルまで効率よく生活できるとは思えませんが、(それくらい樺沢さんがすごい‼)
今までの自分の生活を見つめなおして、少しでも自分にも出来そうだっていうところを見つけ、ひとつひとつ吸収していけばいいと思います。
ということで手元に一冊置いておいて困ったときに辞書感覚で引いてみるというのをお勧めします。
次からはさっそくアウトプット大全について解説していきます!
大解剖! アウトプット大全
この本は
- アウトプットの基本法則 RULES
- 科学的に裏付けられた、伝わる話し方 TALK
- 能力を最大限引き出す書き方 WRITE
- 圧倒的に結果を出す人の行動力 DO
- アウトプット力を高める7つのトレーニング法 TRAINING
という5つのチャプターで構成されています。
全部を紹介するのは厳しいので、今回は
6つのポイントに絞って解説していこうと思います!
徹底的にアウトプットせよ(pp18~pp37)
みなさん、インプットをした後はちゃんとアウトプットしていますか?
よくいるのが教科書をマーカーを引きながら読んでそれで満足してしまう人です。
それで暗記できちゃうスーパーマンもたまにはいますが、普通の人はそれだけではちゃんと内容を定着させることはできません。
「自己成長」はアウトプットの量に比例します。
なのでみなさんはインプットをしたら必ずアウトプットしてください!
樺沢さんは
インプットとアウトプットの黄金比は3:7
と言っています。
具体的には、2週間で3回以上アウトプットするのを目安にしてください!
そうすることで長期記憶につながりやすくなります。
是非試してみてください。
「強い絆」の数人と濃い関係をつくる(pp78~79)
最近はSNSの発展にもあり、薄く広いつながりを持つ人が多くいると思います。
しかし樺沢さんはこの「薄いつながり」を否定します。
「弱い絆」の人のご機嫌をとるために、あなたの貴重な時間を費やすことは、時間の無駄、人生の無駄。ほとんどの人は、多くの人とつながりすぎなのです。
引用元:「アウトプット大全」pp079
確かに薄いつながりの友達と不毛な話をするのって時間の無駄ですよね。
そういう時間を減らすには「弱い絆」を断つことは大切だと思います。
僕の考える友人関係の在り方については今度記事にしようと思っているので、お楽しみに!
とにかく手で書く(pp114~119)
みなさんは手書き派ですか?タイプ派ですか?
樺沢さんは良い成績を上げ、記憶を定着させるには圧倒的に手書きのほうがよいと言っています(様々な大学による実験データからも明らか)。
メモの際に落書きなんかも効果的だそうです。
確かに、例えば重要なところは☆をつけるとノートにメリハリがついて何が大事か一目瞭然ですよね。
また、読書をする際、書き込みながら読むことも推奨しています。
とは言ってもただだらしなく線を引きながら本を読んでいても意味がありません。
本が線だらけになって何が重要かわからなくなるだけです。
とりあえず、一冊の本の中から本当に大切なポイントを3つ見つけるようにしましょう
これをするだけでも全然、本一冊を読んだ価値があります。
ちなみに僕の本の読み方やメモ術なんかもこれから記事にしていくつもりなので、できあがったらそちらもご覧ください!
ひらめきを見逃さない(pp140~143)
みなさん、
ボーとしているときにアイデアがひらめく
ってことはありませんか⁉
僕は寝る前や通学中、歩いてるときなんかはよくアイデアがひらめくんですが、
確かにこの時ってボーとしているときなんですよね笑
世の中にはボーッとする=時間の無駄と考える人は結構多いと思いますがちょっと待ってください。
「アウトプット大全」によると、
ボーッとしているときとひらめいているときの脳は同じ状態だそうです。
ところで、みなさん創造性の4Bって知ってますか?
人は
- Bathroom 入浴中、トイレ
- Bus バス、移動中
- Bed 寝ているとき、寝る前、起きたとき
- Bar お酒を飲んでちょっとリラックスしているとき
の、4つの場所でアイデアが浮かびやすいといいます。
これからはこの4つの場所であえてボーとしてみてはどうでしょうか。
やり続けるコツ(pp192~195)
一つのことをやり続けるのってなかなか難しいですよね…
僕も続けることは大の苦手で、外国語の勉強や筋トレなどやろうという気持ちはあるんですがなかなか長続きしません。
一方で樺沢さんは冒頭で述べたように長年にわたってYouTubeやFacebookの毎日更新を続けています。
そんな樺沢さん流、続けるための「5つの極意」をここで紹介したいと思います。
①「今日やること」だけを考える
例えば、初めから長くやることを考えては気が滅入るだけです。
まず、今日そのことをやることに集中しましょう。
今日の積み重ねが1か月、1年となっていくのです。
② 楽しみながら実行する
樺沢さんは
「「楽しい」と思えば、努力しなくても、頑張らなくても、自然と長く続けられる」
と言っています。
これは皆さん経験があると思います。ゲームなんかがそうですよね。
なのでみなさんも何か続けたいことがあれば、その中に何か楽しいことを見つけましょう!
③ 目標を細分化する
やみくもに無謀な計画を立てても達成はできません。
目標を達成するためには、大きい目標を細分化して、小目標にしましょう。
例えば10キロ痩せるという目標を立てるのではなく、1か月で1キロ痩せるという目標を立てるのです。
④ 結果を記録する
なんにか目標を達成したいときは、その過程で毎日記録をつけていきましょう。
樺沢さんの場合、
毎朝YouTubeの登録者を記録し、その成長を可視化することでモチベを上げていたそうです。
なので、ぜひ継続するために記録をとりましょう。
⑤ 結果が出たらご褒美を上げる
これは僕も大切だと思っています。
やはり人間はご褒美があるとわかっているほうがやる気が出るものです。
もし大金持ちに
「お前が毎日腕立て100回を継続してすることができれば、100万円をくれてやる!」
なんていわれたら死ぬ気でやりますよね!
(まあこんなことは絶対ないですが…笑)
なのでみなさんも
これが達成出来たら○○するぞ
とご褒美を用意してみてください!
そうすることで、その達成率は格段に上がるはずです。
アウトプット力を高める7つのコツ(pp240~267)
最後に樺沢さんの勧める、アウトプット力を高めるトレーニング法を7つ、紹介したいと思います。
① 日記を書く
まず一つ目は、日記を書くことです。
これはやろうと思えば誰でもできますよね。
樺沢さんは日記を書くことで
- アウトプット、書く能力が高まる
- 自己洞察力、内省能力、レジリエンスが高まる
- 楽しいを発見する能力が高まる
- ストレスが発散される
- 幸せになる
という5つのメリットが得られると言います。
さっそく今から始めてみましょう!
② 健康について記録する
体重、気分、睡眠時間を毎日記録しましょう。
日記を書くついでに一緒につけるといいと思います。
毎日自分の体調と向き合い、「調子が悪い」ことにすぐに気づきましょう!
③ 読書感想を書く
みなさん本を読んで終わっていませんか?
せれではせっかく本で身につけた知識も一瞬で消えてしまいます。
本で読んだ内容を定着させるためにも読書感想を書きましょう。
個人的には大事だと思った部分をメモするだけでもだいぶ変わってくると思います。
④ 情報発信する
ネットで情報を書くことってとても勇気がいることですよね。
僕自身もこのブログを通して自分の意見を述べていますが、誹謗中傷なんかが来ないか、怖く感じることも多々あります。
それでも情報発信をすることのメリットとデメリットの比率は20:1くらいだと樺沢さんは言っています。
実際、本の中でも
- フィードバック効果が高い
- 文章が上達する、アウトプット力が鍛えられる
- 緊張感が出る
- 情報と人が集まる
- 社内での評価がアップする
- 取材、出演、仕事の依頼が来る
- 楽しい
とこれだけのメリットが挙がっています。
「百害あって一利なし」…とまでは言えませんが、
これだけのメリットが得られるのでまだ情報発信をしていない人は、情報発信をしてみてはどうでしょうか。
⑤ SNSに書く
④で書いた、情報発信のスタートとして、SNSに書くというのがおすすめです。
ブログなどで情報発信するのはハードルが高いという人は、まずはTwitterやFacebookで情報発信してみましょう!
⑥ ブログを書く
本格的に情報発信をしたいという人にはブログがおすすめです。
ここでは樺沢さんの言う、「100-300-1000の法則」を紹介したいと思います。
ブログでいうと、100記事、300記事、1000記事前後にそれぞれ大きくレベルアップするポイントが存在します。まず100記事を超えると、毎日、ある程度の人が見てくれるようになります。300記事を超えると、検索エンジンでも検索ページの数ページ以内に表示され、検索エンジン経由のアクセスも増えていきます。1000記事を超えると、検索エンジンで1ページ以内に表示されるページ数も増えてきて、月間数万~10万PV以上のアクセスが期待できます。
引用元:「アウトプット大全」pp263~264
ブログは普通、始めてすぐ伸びるものじゃありません。
諦めず、コツコツ更新していきましょう(この文章を書きながら自分にも言い聞かせてます…笑)
⑦ 趣味について書く
情報発信をするにあたって、何から始めていいかわからない人は、自分の好きなことから始めましょう。
マニアックなネタを自分の意見も含めながら深く書いていくことで、一定数のファン(とまではいわなくても記事を読んでくれる人)が増えるはずです。
また、楽しいことのほうが絶対続くので、まずは自分の趣味について発信していきましょう!
まとめ
どうでしたか?
だいぶ長くなってしまいましたが、これでもだいぶかいつまんで書いたのでまだまでこの本から吸収できることはいっぱいあります。
この本には、他にも
- 要約のすすめ(pp166~167)
- 目標の立て方(pp168~173)
- 新しいことにチャレンジしよう(pp202~209)
- 時間術(pp232~237)
などなど、ここでは紹介しきれなかったノウハウが詰まっています!
もし樺沢式、アウトプット術をもっと知りたいという人は、本書を実際読んでみましょう!
2020/6/5