雑記 大学/大学院生活

【体験談】実家から通える僕が大学2年生から一人暮らしを始めた話。

カイト

こんにちは、カイトです。

大学生になると経験する人もいるであろう一人暮らし。自分も大学2年生の5月から一人暮らしを始め、今年で一人暮らし3年目に突入しました。

とはいえ、僕は大学1年生の時はコロナ過で登校が制限されている中でしたが、実家から通っていました。

登校時間も、20-30分ほどで決して遠い通いづらいところに住んでいたわけではありません。

どうして僕が、一人暮らしを始めるようになったのでしょうか?

この記事では、僕が一人暮らしを始めるようになった経緯について話していこうと思います。

一人暮らしをしたくて、県外の大学を志望していた受験生時代。

自分は高校生のときからぼんやりと”大学生になったら一人暮らししたいなあ”と思っていました。

カイト

自分が大学を選ぶ基準は、何を学ぶかじゃなく、どこで学ぶかでした。

特に高校2年生くらいのときは、実家に自分の部屋があるにもかかわらず頻繁に家族が出入りするのが嫌で、”自分一人だけの空間が欲しい!”と思ってました。

その中で具体的に行きたいなと思っていたのが関西圏でした。僕は祖父母が京都に住んでいた影響でよく関西には行っていましたし、僕自身阪神ファンなのが大きな理由でした。

関西圏でできるだけ頭のいい大学、ということで僕は高校2年生くらいに志望校を大阪大学(神戸大学)を目指すことにしました。

メモ

実際に高校2年生の夏休みに、大阪大学と神戸大学のオープンキャンパスに1泊2日で1人で行きました。これが初めての完全1人旅行でした。初めてということもあって、もちろん緊張もしましたが、これがすごく思い出に残る旅行でした。

今となっては海外一人旅するくらいには、一人旅に慣れましたが、この時は全てが新鮮で今でも鮮明に思い出すことができるくらい、記憶に残る旅でした!

現役時代は国立大学一本に絞って前期試験で大阪大学、後期試験で名古屋工業大学を受験。しかしあえなく両方とも不合格でした。

ただ、自分の高校は浪人する率が高かったので、当たり前のように僕も予備校に進み、浪人の1年間を過ごします。

1年浪人するも、県外進学の夢叶わず。

その後1年かけて浪人するわけですが、結構多くの友人が浪人していたため友達と一緒に頑張りながら、それなりに充実した浪人生活は送れたと思います。

参考

自分の浪人時代に関しては下の記事で少しまとめています。是非合わせてみてください!

僕は現役時と同じ大阪大学を目指して、一年間浪人していました。

そして受験の時が近づきます。もちろん多浪する気はなかったので、堅実に私立大を出願しつつ、国公立は、前期で大阪大学、中期で大阪公立大学(当時は大阪府立大学)、後期で名古屋工業大学を出願しました。

結果は私立大は受かったり落ちたりで、国公立は大阪大学に不合格大阪公立大学と名古屋工業大学には合格しました。

メモ

前期試験に落ちたときは、さすがに少しショックでした。2回挑戦して2回も失敗しているわけですからね。ただ徐々にショックよりも、焦りが増してきました。母親にも、「あんた中期・後期は死ぬ気で勉強しなさいよ~!」とカツを入れてもらったおかげもあり、集中力を切らさずに中期・後期の勉強も出来ました。

(現役のときは燃え尽きみたいな感じで、前期試験の不合格を知ってから死んだように寝てました…。”まあどうせ浪人するし”くらいの気持ちで後期試験を受けていました笑)

私立大に行くとしても、理系私大は学費も高いですし浪人もしていたので、早慶くらいじゃないと割に合わないよなあ…。と個人的には思っていました。こんな大口を叩いておいて早稲田には落ちていたので、それも中期・後期の勉強のモチベーションにはなっていました。

大阪大学には落ちましたが、大阪公立大学に受かっていたので、結果として大阪に行くという選択肢もありました。それももちろん魅力的でしたが、当時の僕は疲れ切っていたのと、”第一志望じゃないのに大阪に行って仕送りとかしてもらうのも何か申し訳ないなあ”と言う気持ち地元の名古屋工業大学に進むことを決めました。

カイト

名古屋工業大学は、工業的に栄えている名古屋にある大学で、就職の面でも非常に有利なはず!というのも理由の一つでした。

ということで、僕は大学時代に一人暮らしをすることを諦め、実家から大学へ通うことになります。しかし僕の入学時はコロナがちょうど流行りだしたときでした。残念ながら、物理的に大学へ通うということはほどんどありませんでした

コロナ禍におけるリモート授業。一人暮らしへの思い再燃。

何となく大学生になってサークルやらバイトやら、色々と家の外にいる時間が増えれば、友人たちと楽しく実家住みでも思い通りの大学生活が送れるはず!そう思って大学に入学したわけですが、どうやら時代は僕にそんな日常を与えてはくれませんでした。

カイト

それこそ、実家暮らしならお金もいっぱい溜まるから、海外旅行もたくさんできるはず!とか思っていました。

浪人時代の僕は、大学生という、当時の僕にとってはあまりに遠く、捉えようのない抽象的な”概念”に対して、過度な幻想と期待を抱いていました。その楽しいであろう、大学生活を目指して一年間勉強したのに待ち受けていたのは、家からほとんど出ることなない、モニターと向かい合う、刺激のない無機質な日々でした。

メモ

オンライン授業の影響で大学の友達は全然できませんでしたが、予備校のアルバイトをしていたおかげで完全に社会との関わりがゼロというわけではなかったのは、唯一の救いでした。

当時はコロナで外出禁止令とかもあって気軽に外に出れないときもあったので、「やっと友達と会える!」といった感じで、毎回アルバイトが楽しみで仕方なかったです笑

今でも予備校のアルバイトの子とは遊びますし、本当に入っておいてよかったなと感じます。

家にいる時間が増える分、必然的に家族とのコミュニケーションも増えたので、完全に孤独というわけではありませんでした。ただ大学に入ってから、色々と新しいこと刺激的なことをしたいなと思っていた僕にとって、コロナ禍での日常はあまりに淡白で平和的でした。そして先の見えないコロナが永遠と続くことで、”大学生らしいことが何一つできないまま、何の成長もせずに4年間を過ごすのではないか…”という不安も芽生え、悶々とした日々を過ごしていました。

カイト

僕と同じ時期に大学生になった人は多かれ少なかれ、同じような思いを抱いたはずです。

そんな中、”やっぱ一人暮らししてみたいなあ”という思いが再び大きくなってきました。実際大学1年次は、予備校のアルバイトと暇だったので近所のコンビニでのアルバイトを掛け持ちして、それなりに稼いでしました。しかしお金を使う機会もあまりなく、結構貯金は出来てきました。もちろんコロナ禍でなければ、このお金を使って友達と旅行に行ったり、それこそ海外一人旅の資金に充てていたと思います。ただいつ終わるかわからないコロナ禍が明けるのを待って、ずっとお金を貯め続けるのもなあという思いもありました。

そのような話を夜ご飯のときに家族と話していたら、「なら一人暮らししてみたらどう?」みたいな話になりました。大学は実家から通える距離だったので、今まで選択肢にはなかったですが、確かに今の資金状態ならば、一人暮らしも出来なくはないかも…と思い始めました。

そこから具体的に一人暮らしをするための計画立てが始まりました。大学1年生の夏の話です。

一人暮らし大作戦。

両親に「一人暮らししたらどう?」とは言われたものの、それは両親が晩酌の際に酔っぱらってさらっと言っただけで、まさか本当にするとは思っていなかったと思います。(特に母親は。)

ただ僕としては一人暮らしはもうしたくてしたくてしょうがなかったわけで、ここから色々と両親を本格的に説得したり、具体的な一人暮らしの計画を立て始めます。

まずは、一人暮らしをするであろうエリア付近で新しいバイトを探します。一人暮らしをするうえで、一番大切なのは安定した収入を得ることです。比較的時給がいいと言われる塾に絞って、バイトを探し、11月からそこで働くことになりました。

カイト

この時期は、バイトを3つかけ持っており、まあまあ大変でした…。

次に両親に具体的に一人暮らしをしたいという旨を伝え、交渉を重ねるうえで、家賃は最低限保証してあげる!という条件をいただきました。特に父親は協力的で、「やるからには家探しから契約までできるだけすべて自分でやってごらん。勉強になるはず!」みたいなスタンスだったので、秋以降は物件サイトや家選びのコツについて書かれたサイトなんかとにらめっこしていました。また、平行して、一人暮らしにかかる資金を具体的に算出しながら、冷蔵庫やら洗濯機やら、何を買えばいいかなんかも探していました。

そして色々と準備を進めていき、大学1年生の終わりの2月末くらいに、実際に不動産さんへ行き、話を聞いたり内見をしたりしました。

メモ

不動産には気になる物件を3つほどピックアップして、普通に1人行きましたが、結果的には良い経験だったかなと思います。ただおすすめはできません。このとき、お父さんのスタンス的には”内見行くくらいなんか~”みたいな感じでした。僕自身も初めての不動産屋だったので、あまり段取りがわからなかったのですが、色々と内見した結果、”いいな”と思った物件を不動産の人に「仮押さえした方がいいよ!」と勧められました。

そしてさらに「はじめに仮押さえ代として10万(?)払ってもらうことにはなるけれども、後でキャンセルも出来るしもちろんその時はお金を返金するので、他の人に取られないためにもした方がいい!!」と追い打ちをかけられました。もちろん迷いましたがこのとき一人で、相談する人もいません。ただ、自分の中で一人暮らしをするという気持ちは固まっていましたし、物件自体もいいなあと思っていたので、結局近くのコンビニでお金をおろして、仮契約をしました

家に帰って、親にその話をすると「ええ、したの!?」といったリアクションでした。その時は突発的に決めてしまいましたが、今思えば仮契約とは言え、もう少し考えてから契約するべきでした…。

この事実も踏まえて、今思えばまあいい経験だったかなと思いますが、普通に初めて内見に行く人は誰か相談できる人と行くべきです。

その後、再び父親と不動産に訪問して、実際に契約をするという流れで大学2年生の5月から一人暮らしが始まりました。

まとめ。

とまあここまで一人暮らしをするにあたっての経緯を書いていきました。

一人暮らしをしたことに関しては、何だかんだ今のところ楽しく生きて行けているので、結果的にしてよかったなと感じます。

また、自分で家選びをして実際に住むという経験から、次の家選びに活かせる部分もたくさん得ました。

カイト

具体的には、自分が家を選ぶ際にどのような条件を見るべきかという部分です。家を選んでいるときは気にしていなかった部分が実際に住んでみると、意外といやだな…みたいなこともあります。そこら辺の嗅覚はついたかなと思います。

これからの人生で、まだまだ家を探すことはたくさんあると思うので、この初心を忘れずに自分に合ったいい家を見つけたいです。

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